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【不動産投資と株式投資】メリット・デメリットを比較!
不動産投資以外にも様々な投資があるものの、「どういったメリット・デメリットがあるのか」がわからない人も多いはず。
そこでこの記事では、不動産投資(新築マンション投資)と株式投資に焦点を当て、それらの違い、それぞれのメリット・デメリットを説明します。
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管理会社任せと安定した家賃収入が、不動産投資のメリット
不動産投資と株式投資の一番の違いは、その収益を得る仕組みです。
不動産は一般的に家賃収入を毎月得るのに対し、株式投資は時間経過による価格差で利益を得る構造になっています。
そういった観点から考えると、マンションなどの不動産投資の最大のメリットは、日常で取引の判断に急がされることがなく、言い方を変えれば、管理会社任せにできる点でしょう。
物件の管理は大変そうに思いますが、管理会社が一括代行して行うのが一般的です。
株式投資の場合、その値の変動を随時確認する必要がありますし、長期的な投資だとしても、損失を産む可能性もあります。
また、株式投資と違い、短期間での急な価格変動がなく、安定して毎月家賃収入を得られる点も不動産投資のメリットです。
高額な投資金額と収益を得るまでの時間が、不動産投資のデメリット
不動産投資は、マンション一戸あたりの価格を株式一口あたりの金額と比較すれば、当然ですが高額となります。つまり、投資する金額が株式のように少額からというわけにはいきません。
また、賃借人がいなければ、物件購入決済をしてから家賃収入を得るまでに時間がかかります。
株式投資の場合は銘柄によりますが、最短で購入の数秒、数分後に短期的な収益を得ることも可能です。
手軽に売買可能なのが、株式投資のメリット
株式投資のメリットは、手軽に売買(取引)できることにつきます。手軽というのは始めることだけではなく、やめることも含みます。
たとえば、不動産を高値で購入してしまった場合、それをすぐに売却することは困難でしょう。
しかし、株式の場合は買い手の数が不動産に比べ圧倒的に多く、1株単位での売買が可能なので、値が下がることが予想できれば、大きな損失を出す前に、すぐに撤退することができます。
値下がり損(キャピタルロス)が、株式投資のデメリット
その企業の倒産や不祥事、金融危機により、株価が極限まで下がる恐れがあることが、株式投資の最大のデメリットでしょう。
株式のようなペーパー資産は、不動産のような実物資産に比べて値動き幅が大きく、不安定です。
そこには大きな利益を短期的に得るチャンスもありますが、もちろんその逆も起こりえます。
まとめ
【この記事のポイント】
- 不動産は一般的に家賃収入を毎月得るのに対し、株式投資は時間経過による価格差で利益を得る
- 不動産投資は物件の管理を管理会社に任せられるが、高額な投資金額と収益を得るまでの時間が必要になる
- 株式投資は手軽に売買(取引)できるが、株価が極限まで下がる恐れがある
「投資にあまり時間を割きたくない」「一定の利益を安定して得たい」という方は、不動産投資を選ぶべきでしょう。
不動産投資はインカムゲインと呼ばれ、安定の要は家賃収入にあります。物件を人に貸しているだけで得られる収益なので、初期投資価格は高額になったとしても、その後の収益を確実に受け取り続けることができます。
その反面、株式投資はキャピタルゲインと呼ばれ、売買の価格差によって生まれる利益です。
当然ですが、購入金額よりも価格が下がれば、損失が発生し、損失が確定しないように株価の回復を待てば、結局は多大な時間の浪費になってしまいます。
したがって、「一気に稼ぎたい」「多少のリスクを冒してもいい」という方は、株式投資が向いているでしょう。
もちろん、両方をバランス良く同時に行うことで、リスク分散にもなります。
その際は、まず不動産投資により安定したインカムゲインを得てから、その利益で株式投資によるキャピタルゲインを狙うのが、もっとも効果的なリスク分散でしょう。