- 他の金融商品との比較
貯金は勿体ない!給付金10万円で投資を始めるなら不動産投資!?
政府の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、特別定額給付金が国民一律で1人当たり10万円が支給されることとなりました。
この給付金の使い道について皆さんはどのようにお考えでしょうか。マネーフォワードが実施したアンケート調査によると「預貯金」に回す人が対象者の25%に上ったそうです。実に4人に1人が預貯金に回すことになります。
しかし、預貯金に回すことが本当に正解なのでしょうか?何故、預貯金に回したいと考える人が多いのか。それを投資に回すと、さらには不動産投資に回すとどうなるのでしょうか?
様々な角度から「特別定額給付金10万円」の使い方について考えてみたいと思います。
目次[非表示]
給付金10万円の使い道は「預貯金」は4人に1人。「投資」は10人に1人
特別定額給付金とは、政府の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環として、令和2年4月27日時点で住民基本台帳に記録されている者に一律10万円の給付金を支給する仕組みです。
元々手に入る予定のなかった給付金10万円が支給されると、人はどんな行動をとるのでしょうか?
マネーフォワードが実施したアンケートによると特別定額給付金の使い道で最も多いのは「生活費」で全体の38%、2位は「預貯金」で全体の25%となりました。さらにコロナ禍による影響は投資分野にもあるようで「投資資金」がなんと「教養・教育」を抑えて5位(13%)にランクインしました。
実情は「預貯金」25%と「投資」13%で、預貯金に回す方が多いですが、アンケート対象者の38%にも上るほど、お金を「貯めること」や「増やすこと」について考えている人が多いうことに驚きました。
預貯金に回す理由は「老後の生活資金」
ではなぜ多くの人がお金を「貯めること」や「増やすこと」を考えているのでしょうか?さらには預貯金をする人が多いのでしょうか?理由は大きく分けて2つあります。
- 不安定な経済状況による漠然とした不安
- 高齢化社会による老後や将来の不安
下記グラフは、内閣府調査の消費者態度指数と経済悪化要因をビジュアル化したものになります。
出典:内閣府「消費動向調査」
2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、2019年消費税10%に増税。そして昨今では新型コロナによる経済不振。ここ10年程度で目まぐるしい変化がありました。
その大きな経済変化を一つの節目として、消費者の行動は極端に下がっていることがわかります。やはり消費者心理としては、不安定な経済の中で消費行動をして良いのかと考える人が多いのでしょう。
本当に「預貯金」が正解なのか?給付金10万円の活用方法
不測の事態など、急に現金が必要になった時に「預貯金」は大切です。投資商品はすぐに現金化することは難しいですが、預貯金の現金化は簡単です。預けたものを必要な分だけ引き出せば良いだけですから。
しかし預貯金だけすれば良いというわけではありません。預貯金は元本が保証されているので安心感が大きいですが、実は価値が目減りしている可能性もあります。
実は預貯金の価値は見えないところで減っている可能性がある
預貯金は基本的に預けたお金をそのままとっといておくことができます。給付金の10万円を預ければ使わない限り、10万円のままとっておくことができるでしょう。
しかし、物価が上昇してしまうとどうでしょうか?例えば物価の上昇で今まで1万円で買えた商品が1万2000円支払わないと購入できない場合、その時に預けていた10万円は12万円になってくれるのでしょうか?そんなおいしい話はありません。ということは、預貯金の価値は元の金額のまま実質下がってしまうことになります。
預貯金は安定性があり、元本も保証されます。しかし、物価の上昇には弱いのです。
給付金10万円を定期預金に10年間預けると!?
例えば給付金10万円を銀行の定期預金(預金利息0.01%の場合)に預けた場合、10年後の利息はなんと80円(税引き後)です。10年間でたったの80円しか増えません。
目的のある預貯金であれば全く問題ないのですが、使い道もないし、とりあえず預貯金に回しておこうと考えている方は要注意かもしれません。
コロナ禍の今。給付金10万円で始めるなら投資商品は不動産投資一択!?
前項では預貯金の特徴をお伝えしましたが、実際に給付金で「投資」を行うとなった場合、どの投資商品が良いのでしょうか?
下記が投資商品の一覧とその比較表になります。
個人型確定拠出年金や積立保険などは、継続的に費用が発生するため、給付金がもらえたからと始められるような商品ではありません。計画的な運用が必要となります。
FXや株式は新型コロナの影響で上がり下がりが激しい状況になっています。特に株式に至ってはコロナ・ショックと言われるほどの株価の大暴落を経験し、不安定な状態が続いています。運が良ければハイリターンを期待できますが、初めて運用される方にはリスクがあまりにも高すぎます。
そんな中、不動産投資はいかがでしょうか?
まず初めに賃貸住まいの方にお聞きしたいのですが、新型コロナの影響で経済が落ち込んでいる時に、現在住んでいる家賃は安くなったでしょうか?きっとほとんどの方がNOと答えるはずです。
不動産投資の特性上、住んでいる最中に家賃を下げることはほとんどありません。たとえ、経済が急に落ち込んでも家賃収入は変わらずに入ってきます。
また、現在は“超”が付くほどの低金利時代なので、不動産投資ローンを受ける際の金利も低いです。まさに今が不動産投資をスタートするチャンスと言っていいでしょう。
不動産投資が何故給付金10万円でできるの?
不動産投資は他人資本で始めることができる投資商品です。ローンを組んでマンション1部屋を購入し、賃借人にその部屋貸します。そして家賃を賃借人が支払い、家賃からローンを返済します。
ローンを組むことができれば、不動産投資会社によりますが給付金10万円を頭金として使って、お金をかけずに投資用不動産を取得することができます。
そして、ローンがなくなれば家賃はそのまま収入に、そしてマンション1部屋という資産も残ります。
まとめ
この記事をまとめると
- マネーフォワードのアンケート調査によると給付金を「投資」に使うと考えている人が13%もいる
- お金を「貯める」「増やす」に興味がある人が全体の38%もいる
- お金を預けるだけでは価値が減っている可能性がある
- 給付金を定期預金に10年間預けても微々たる利息しか増えない
- 漠然と預貯金をする方は要注意!
- 不安定な経済状況を考えると給付金で始めるなら不動産投資がおススメ
冒頭にもお聞きしましたが、皆さんは特別定額給付金10万円をどのように使おうとお考えでしょうか?漠然と預貯金に回したり投資を考えたりしている方には不動産投資をおススメします。
- 給付金10万円を活用してカンタンに始められる
- 低金利の今だから!不動産投資をスタートするチャンス
上記のような今だからこそ不動産投資を始めるメリットがあります。是非一度検討してみてはいかがでしょうか?