不動産投資のプロが明かす「こんな不動産会社とは取引するな!」

不動産投資は物件を買ったあとに保有しているだけで収益が上がるものではなく、貸すなり売却するなりといった次のステップがあって初めて、リターンが得られます。
そのため、不動産投資に慣れている人ならまだしも、初心者は投資のプロ(不動産会社)に助言をもらいながら着実に進めていくことが大切です。
不動産投資を始めるときには、信頼のおける会社を探したいですね。
ここでは、実績豊富な不動産投資のプロから見た「こんな不動産会社とは取引すべきではない!」というポイントを紹介します。
勢いで押し通す!プランや物件の説明をしない営業担当者がいる不動産会社
不動産投資会社には、物件のディテールや利回り、投資プランやローンの返済計画などの説明もそこそこに、契約を急かしてくる営業担当者がいます。
不動産投資を始めるには物件の説明をきっちり受け、そこに魅力があるのかどのような返済プランなのかを冷静に判断する必要があります。
不動産投資で収益を上げるためには、根拠のある物件選びと将来的なプラン設計が重要です。親身に相談に乗ってくれることもなく、ただ自分の営業成績のためだけに物件を売り込もうとする営業担当者は、投資のパートナーとして相応しいとは言えません。
もちろん本当に好条件の物件で、確保しておかないと先に売れてしまうという場合もありますが、営業担当者が信頼に足る人物かどうか、客観的に判断したうえで物件を選ぶことをおすすめします。
売りっぱなし!購入後のサポートをまったくしてくれない不動産会社
不動産会社のなかには、物件を売ったら売りっぱなしでアフターケアやサポートがまったくないというところもあります。
一般的に「手数料ビジネス」と言われる不動産販売の業界では、会社側からすれば売却時がもっとも重要であり、売ったら「はい、さようなら」というケースも少なくないのです。
繰り返しになりますが、不動産投資はただ物件を保有しているだけで収益が上がるわけではありません。
中長期的に時間をかけて収益を回収していくタイプの投資なので、その後の相談に応じてもらえない不動産会社では、何かと不安がつきまとうことでしょう。
特に初めて不動産投資、マンション経営をする方だと、入居者とのトラブルや管理会社との交渉、確定申告のやり方など、戸惑う場面もいろいろ出てくるはずです。
このような不安を解消するには、新築マンションであれば開発から販売、アフターサポートまで一貫して自社で行っている不動産会社を選ぶことをおすすめします。
「販売はA社、アフターサポートはB社……」というふうに窓口が分散してしまうと、責任の追及が難しくなり、何かあった場合に結局どこにも頼れないということがあるかもしれないからです。
すべてにおいて気軽に相談でき、解決策を示してくれる不動産会社こそが信頼できるパートナーだと言えます。
まとめ
【この記事のポイント】
- 営業成績のために契約を急かす営業担当者がいる不動産会社は、不動産投資のパートナーとして相応しくない
- 不動産投資では開発から販売、アフターサポートまで一貫して自社で行っている不動産会社を選ぶのがおすすめ
- 不動産投資を成功させるには、信頼できる不動産会社と二人三脚で取り組むこと
初めての不動産投資を成功させるには、信頼できる不動産会社と二人三脚で取り組むことが大切です。
「パートナーとなる不動産会社の選び方に、あなたの投資の未来がかかっている」と言っても過言ではありません。
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