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初めての不動産投資用ローンの審査で押さえておきたいポイント

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「不動産投資を始めたいけど、ローンが借りられるか不安……」

そんな声がよく聞かれます。

実際、融資が下りない可能性を考えると、不動産投資には手が出せないという方もいるのではないでしょうか?

しかし、あきらめるのは早い。場合によっては、融資を受けられる可能性もあるのです。

そこでこのコラムでは、不動産投資ローンの審査で重視されるポイントなどを説明します。

不動産投資ローンを利用するメリットとは

投資用物件を購入するにあたって、資金を自分だけで全額用意できる人はそうそういませんよね。ほとんどの人が、金融機関から融資を受けることを前提に考えるのではないでしょうか。

ローンの利用で、自己資金の多寡にかかわらず不動産投資を始めることができるし、融資の金額によっては、条件の揃った高額な物件や規模の大きな物件に投資をすることも可能になります。

よりよい物件を手にすることができれば、投資するメリットも一段と増していきます。

不動産投資ローン、金融機関が審査で重視するポイントとは?

金融機関の審査では個人の属性が重要視されますが、場合によって融資が下りないことも。不動産投資ローンの審査で特にキーとなるポイントとしては、年収や年齢、勤務先などが挙げられます。

たとえば年収で言うと、金融機関ごとに融資可能な年収の下限が決まっているなどのルールが設定されていることがあります。

また、完済時期との関係で、年齢も重要な要素として見られます。多くの銀行では完済年齢を80歳未満としているので、年齢が高いほど完済までの期間を短く設定しなくてはなりません。

期間が短くなる分、月の返済額を大きくする必要があるため、その場合には返済能力を厳しく見られることになります。

さらに年収が高くても、勤務先に「従業員数が少ない」「創業して間もない」といった特徴があったり、ベンチャー企業であったりする場合は、同水準の年収でも老舗の大手企業に勤めているほうが有利に働くこともあります。

長期的な目で見たときに勤務先が安定しているかという点も、評価ポイントの一つと考えられるのです。

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個人の属性が不利でも大丈夫!審査にはこんな評価基準も

個人の属性に不利なポイントがあったとしても、自己資金として充当可能な貯金が十分にある場合や、購入予定の物件評価が高い場合には融資を受けやすくなります。

特に、物件評価は重要です。金融機関は投資用物件そのものを担保とする場合を想定して、その物件にどれほどの安定的な収益性があるのかを審査します。

立地や設備などの条件がよく、入居者がつきやすいと判断される優良物件を選べば、たとえ個人の属性に対する評価が比較的低かったとしても、融資可能となるケースは珍しくありません。

まとめ

【この記事のポイント】

  • 不動産投資ローンの審査で重視されるのは、年収や年齢、勤務先など
  • 自己資金として充当可能な貯金が十分にある場合や、購入予定の物件評価が高い場合には融資を受けやすくなる
  • 金融機関ごとに、不動産投資ローンの審査の細かい評価基準は異なる

個人の属性に対する金融機関の評価が著しく低ければ、融資が下りないということも当然考えられます。

しかし、金融機関ごとに細かい評価基準は異なり、購入予定の物件によっては個人に対する評価をカバーしてくれる可能性もあるので、決して悲観的になる必要はありません。

不動産会社の担当者とも相談しながら、確実に融資が受けられるようにするにはどうしたらいいのか、じっくり検討していくことをおすすめします。

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