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ナゾの不動産用語「マイソク」って一体なに?

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「マイソク」という言葉を耳にしたことはありますか?物件を探しているときに、不動産会社から「マイソクにも書いてあるのですが……」などと言われたことがある方もいるかもしれません。
今回は専門用語「マイソク」の意味と、物件探しにおいて「マイソク」をどう活用すればよいのかについてご説明します。

物件概要の説明資料「マイソク」

マイソクとは、一言で言えば物件のことが分かる“説明資料”です。不動産会社から物件について説明を受ける際に、間取りや価格、最寄り駅などが書いてある紙の資料が提出されることがありますが、その紙資料のことを専門用語でマイソクと呼んでいます。
もともとは物件情報の資料を作成していた会社名に由来していますが、現在は資料そのものを指してマイソクと言います。

マイソクは物件探しの際に、物件の内容、立地、価格、構造などを判断する材料となります。
この見方のポイントを知っておくことで、効率的に物件を探すことができますし、気になった物件や好条件のマイソクを保管しておくことで自分の求める物件の傾向を把握することもできます。

情報盛りだくさんのマイソク、どこを見ればよい?

マイソクには主に間取り、アパートやマンションなどといった物件の種目と物件の名称、住所とアクセス、築年数や建物の構造、販売価格などについての情報が掲載されています。
物件の購入を検討する際には、マイソクの情報から「その物件が本当に投資するに値するものかどうか」を判断する力も必要です。

実際にマイソクを確認するにあたって、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。

  • 【1】販売価格は物件の価格であり、購入にかかる諸経費は含まれていません。実際に購入する際には、物件価格に5%程度の諸経費が必要となります。
  • 【2】交通アクセスの欄に記載されている「駅から徒歩○分」とは毎分80メートルが基準となっています。人によって歩くスピードは異なりますし、実際によく使われるルートとは異なる場合もありますから、アクセスが気になる場合は物件の周りをご自身で歩いてみてもよいでしょう。
  • 【3】都市計画法によって用途地域が設定されていますが、用途地域によって建蔽率や高さが異なります。商業地域は自由度が高い一方で、パチンコ店などの商業施設が近隣にできる可能性もあります。
  • 【4】建物の築年数や構造は、金融機関からの融資を受けるにあたって重視されるポイントです。新築物件なら気にする必要はありませんが、築年数が経っている中古物件は融資が下りにくくなることもあるので気を付けましょう。

まとめ

マイソクは物件を知るための大切な資料です。紹介を受けた物件のマイソクを見て判断する機会もあるはずですので、見方を知っておいて損はないでしょう。

マイソクには法律用語や専門用語が多く使われているので、不動産にそれほど詳しくない方には分かりにくい説明もあるかもしれません。
そんな時は遠慮せずに不動産会社の担当者にどんどん質問してみましょう。信頼のおける担当者なら丁寧に教えてくれるはずです。

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