不動産投資の成功は「物件探し」が9割!?
不動産投資が成功するかどうかは、「物件探し」で9割方が決まるとも言われます。
でも実際のところはどうなのでしょうか? このコラムで物件を購入するシミュレーションをしながら、中古物件探しのコツを探ってみましょう。
不動産投資用中古物件を買うまでの流れ
中古不動産物件を買う前に、「どんな物件がほしいのか」ということをはっきりさせておきましょう。
区分所有のマンションでも、ワンルームなのかファミリータイプか、さらには購入するエリアや予算など、決めておくべきことはたくさんあります。このような物件の条件によって、投資戦略は大きく変わるでしょう。
中古物件は相対取引ですから、売り手と買い手の条件が一致することで購入できます。
「こういう物件がほしい」という希望を早めに不動産会社に出しておけば、条件にピッタリな物件が見つかるかもしれません。100ある物件でも、掘り出し物件は1くらいの割合とも言われるくらい難しい物件探し。期間は長めに取って、焦らずにじっくりと探すことをおすすめします。
焦らずじっくり、でも思い切りも必要
でも、時間をかければ必ずよい物件に巡り合うとも限りません。
気に入った物件が見つかれば機を逃さないように、思い切って契約することも必要です。“腹づもり”が大切な場面もあります。
そして、いよいよ希望の物件が見つかったら、仲介業者を仲立ちにして、オーナーと交渉するのが一般的です。
また、キャッシュで購入するという人は少ないので、銀行などの金融機関から融資を受ける必要もあるでしょう。すべて条件が整ったら、売買契約・引き渡しとなります。
不動産投資の成功は“物件探し”が重要!
不動産投資では、不動産を保有しているだけでは収益を出せません。
人に貸して家賃収入を得るか、売却して譲渡益を得るかで収益を出していきます。高く貸したり売ったりするには物件に“市場価値”という名の魅力が必要です。
つまり、魅力ある物件探しが不動産投資の成否を分けるとも言えます。
気になる物件は直接見てみる
市場価値が高い掘り出し物件を見つけだすには、つねに情報収集をする必要があります。
インターネットで検索すれば、さまざまな物件情報が得られます。しかし、実際に物件を見てみるとイメージと違っていたということは大いにあります。
物件そのもののスペックだけではなく、共用部分や物件の立地条件、周辺環境なども不動産の価値を決める大切な要素です。
気になった物件があれば、ぜひ現地まで赴いて調査をしてみましょう。
まとめ
このコラムを通じて、「不動産投資で利益を上げるには、市場価値のある不動産を手に入れることが何より大切」ということがお分かりいただけたかと思います。
ここに「不動産投資は“物件探し”で9割方決まる」という言葉の由来があるのです。
不動産投資を成功させるためには、物件を見る“目”を養いましょう。