不動産投資とFXはどっちがいい?メリットとデメリットを比べてみよう
新築マンションの不動産投資と、外貨投資の1つであるFX。投資というと、これらをイメージする人も多いのでは?
しかし、これらはどう違うのか、どちらがいいのかよく分からないという声も……。そこでこの記事では、不動産投資とFXを比較していきましょう。
不動産投資とFX、それぞれのメリット・デメリットを挙げながら、どのような人が向いているのかを説明していきます。
目次[非表示]
安定して収入を得られるのが、不動産投資のメリット
不動産投資は価格の規模が大きく、リスクが高く見えますが、資産価値の変動幅はFXに比べて圧倒的に小さく、低リスクです。
FXとは、外貨の為替変動によって得られるキャピタルゲインですが、さまざまな外的要因が絡み、先読みが難しいという特徴があります。
それに比べ、不動産投資で得る家賃の相場は景気に左右されにくく、安定して収入を確保することが可能です。
「空室の場合は、収入がなくなるのでは?」と思われるかもしれませんが、都心部や駅近の物件であれば、空室のリスクはほとんどありません。
またそのリスクの低さから、空室でも家賃収入を保証する管理会社も存在します。
物件価格が大きいのが、不動産投資のデメリット
不動産投資のデメリットは、物件価格の規模が大きいことでしょう。
ただし、中古物件や駅から離れたアパートなどに比べ、新築マンションは金融機関からの担保評価が高いため、融資を受けやすく、初期費用を低く抑えられる可能性が高いです。
また、売却に時間がかかるのも、不動産投資のデメリットの1つでしょう。
最大25倍のレバレッジをかけられるのが、FXのメリット
FXの最大のメリットは、レバレッジをかけられることです。
レバレッジ=小さな金額で何倍もの大きな金額を取引できること
そもそも、貨幣価値の変動幅は、株式よりも小さく低リスクかと思われがちですが、このレバレッジをかけられることで、そのリターンを大きくすることを可能としています。
レバレッジは
最大25倍なので、手持ち資金50万円ほどの資金でも1,000万円以上のお金で信用取引ができ、大きな利益を得ることが可能です。
為替レートの変動で安定性に欠けるのが、FXのデメリット
FXのデメリットとしては、急な為替レートの変動により、安定性に欠ける(思わぬ損が出る)ことでしょう。
最大の特徴であるレバレッジも、リターンが大きくなる反面、リスクも大きくなってしまい、一攫千金は狙えても、安定した収入を得ることは難しいと言えます。
またFXは外貨の動きを読んで、いかに収益が出るときに取引を行うかといった見極めの才能も必要になるので、誰でも手軽に収入を得られるとは言えません。
まとめ
【この記事のポイント】
- 不動産投資は安定して収入を確保することが可能だが、物件価格の規模が大きい
- FXは最大25倍のレバレッジをかけられるが、安定性に欠ける
- 不動産投資は低リスクで、管理会社の代行により自分の時間を確保できる点でおすすめ
不動産投資とFXは、その性質が大きく異なります。
新築マンションへの投資は低リスクであるうえに、リターンも大きいです。リターンを得るまでに時間を要しますが、マンション経営の大部分は管理会社が代行してくれるので、自分の時間を使うことはほとんどありません。
対するFXは高レバレッジの場合ですが、ハイリスク・ハイリターンです。レバレッジの比率次第では、最初の投資金額を超える収益を得ることができる反面、損失を生む可能性も高く、一攫千金の象徴とも言えるでしょう。
ただし、レバレッジを抑え、リスクを取らない取引をコツコツと積み重ねていけば、安定したリターンを得られる可能性もあります。
しかし、常に相場の変動に気を配り、動きを見ている必要があるので、自分の時間を大きく取られてしまいます。
そのため、日常の取引の選択を急がせられることがなく、安定確実を望まれる方々に新築マンション投資は喜ばれています。