【第2回】不動産投資の魅力

何故、不動産投資が魅力的なのか

不動産投資には保有資産が増えることの他にも、複数のメリットがあります。
まず、安定した不労所得を得ることが可能なので、実生活の上で大きな収入の柱になります。また、リストラの危機に見舞われたり、突発的に多額の資金が必要になったりする際も、都心部などの人気エリアの不動産であれば、安定した家賃収入が見込め、場合によっては売却することでまとまった資金を手にすることができます。
このように起こりうるリスクに対処する為の、安定した資産が有るのと無いのとでは、将来の自分自身や取り巻く家族の環境に、大きな差となって現れるのではないでしょうか。そのような意味で、不動産投資は転ばぬ先の杖と言えそうです。

その他、不動産投資には節税効果と相続税対策の面もあります。
不動産購入により減税の恩恵を受けることができ、現金や預貯金を子供に残すよりも固定資産を相続させるほうが、税制上有利になっているのが事実です。 また購入にあたってローンを組んでいれば団体信用生命保険への加入により、生命保険の代わりにもなるというメリットもあります。

不動産投資はサラリーマン、会社員に向いている！？

毎月の給与の他に家賃収入があるのは、多くのサラリーマンが憧れる状況ではないでしょうか。
30代、40代の働き盛りのサラリーマンは非常に多忙で、休日は家族サービスに追われて、なかなか自由な時間が取れない世代でもあります。 副収入を得るための手段として副業も考えられますが、会社の規定で副業が禁止されている場合は不可能です。そもそも、仕事と家庭の時間に加えて今以上に何か別のビジネスに取り組むというのは、時間的にも体力的にも限界があるのではないでしょうか。
そのような時に、家賃収入のような副収入があれば助かる、と誰しもが思うことでしょう。

また、50代に突入すると子供も独立し、否が応でも老後の生活を考えることになります。
40年必死で働いてきても、支給される年金の額は贅沢な生活を連想するには乏しい金額です。
だからこそ、不動産投資はサラリーマン向きの投資だと言えるのではないでしょうか。

不動産投資の最大のメリットとは

投資目的で不動産を保有し、人に貸すことで家賃として得られるインカムゲインと、保有している物件の価値が値上がりし、売却することで得られるキャピタルゲインの二つが、不動産投資の最大のメリットです。
不動産管理会社へ管理を委託すれば、インカムゲインを手にする為に割く時間や労力は、限りなくゼロに近づくことになります。
一方で、先見の明があれば不動産の売買益を手にすることも可能です。最近のブームに乗って、実際に古い古民家をリフォームし売却しているようなサラリーマン投資家もいらっしゃいます。

まとめ

自宅を購入するのも大変なのに、不動産投資なんて敷居が高いと思う方も多いかもしれません。しかし実生活で安定した収入がある方であれば、不動産投資ローンを組んで家賃収入から返済する事で、実生活への影響を抑えた状態で不動産投資を始める事が可能です。実際、そのような方法で不動産投資を始め、家賃収入を得ている人はいるのです。

安定した家賃収入を得られるローリスク、ミドルリターンの不動産投資は非常に魅力的な投資方法です。
日銀がデフレ脱却に向けてかつてない大胆な金融政策に動いている今、国が目指す目先の目標は物価上昇であり、緩やかなインフレを目的としています。一般的にインフレが起これば地価や家賃相場は上昇すると言われており、このような状況は不動産投資を考えるには、良いタイミングなのではないでしょうか。