独身の方にこそ不動産投資がおすすめ!? ~将来の不安は資産形成で解決~
「老後が少し不安だな……」、と考える独身の方は多いかもしれません。「万が一、働けなくなったり介護が必要になったりしても、子どもや孫の助けを借りられないし……」と不安に思ってしまうかもしれません。お金に関することを始め、自分に起こる問題は自分の力で解決しなければなりません。
このコラムでは、今のうちから将来のために資産を増やしていける不動産投資のメリットについて考えていきましょう。
老後に必要なお金を把握していますか?
将来に対して漠然とした不安を抱えているだけでは、具体的な対策を立てることはできません。実際に独身で過ごす老後には、どのくらいのお金が必要になるのでしょうか?
総務省発表のデータ(平成27年)によると、60歳以上の無職、単身世帯の平均支出額は約15万6,000円となっています。内訳を見ると、食費が約3万5,000円、保険・医療費が約8,000円、教養娯楽費が約1万5,000円、交際費約2万円、住居費約1万3,000円となっています。
医療費は年齢を重ねるほど必要になってきますし、大きな病気や入院などで突発的に大きな出費が必要となることもあり得ます。娯楽費や交際費を見ると、老後のあまりある時間を過ごすには必要最低限な額と言えるでしょう。住居費については、持ち家でローンが完済している人でしたらこの程度かもしれませんが、賃貸住宅でしたらこの数倍以上は必要になる可能性があります。
つまりこの約15万6,000円という金額は、最小限に見積もった必要最低限の金額と考える必要がありそうです。旅行や趣味など、楽しみの多いゆとりある老後を過ごしたいと考えれば、少なくとももう5万円くらいは上乗せして考えたいところです。
年金が支給されるとは言っても、受給開始年齢が引き上げられ、受給額も確実に保証されているとも言い切れないのが年金制度の現状です。安心してゆとりある老後を送るためには、自分自身で資金を用意しておくことが必要なのです。
不動産投資なら働きながら資産形成ができます!
老後に向けての資産形成が、いかに大切かお分かりいただけたでしょうか? でも、「実際に何をすればいいのか分からないよ!」という方も多いかもしれません。いくら将来のためと言っても、資産形成のために仕事やプライベートが犠牲になっては本末転倒です。
そこでおすすめしたい資産形成方法が、“不動産投資”です。不動産投資と聞くと、「土地やお金を持っていて、資産に余裕のある人がするものでしょ」というイメージを持たれるかもしれません。でも実際は違います。不動産投資は、ごく一般のビジネスマンの方でも時間や手間をかけずに始められる投資として人気があります。
不動産投資のステップを簡単にまとめると、「①物件探し」「②物件購入」「③入居者探し」「④維持管理」となります。このステップで重要なポイントは「物件探し」です。「どの物件に投資をする?」というポイントによって、その後の資産形成の成否が左右されるからです。そのポイントさえしっかり決められれば、あとは流れに任せられるのも不動産投資のメリットです。
物件購入にあたっては銀行から融資を受けたり、登記の手続きがあったりと少しの手間はかかりますが、それは一度きりのこと。入居者の募集や建物の維持管理などは、不動産のプロに任せることができます。つまり、基本的には何もしなくても収入を得ることが可能になります。
物件購入時にはまとまった金額が必要になりますが、自己資金がゼロでも融資を受ける方法もありますし、家賃収入を毎月のローン返済にはあてることもできます。そしてローンを完済して老後を迎える頃には、家賃収入を私的年金にして、ゆとりのある老後にすることができます。
まとめ
「未婚者が増えている」という話をよく耳にしますが、現在の日本では男性の4人に1人・女性の7人に1人が結婚を選択しないそうです。この数字から、独身者向けの不動産の需要が高い水準で続いていくと考えることができます。物件選びの際の、一つの判断ポイントとして抑えておいてもよいかもしれません。
将来にわたって自分の生活を自分で守る時、不動産投資は大きな味方となってくれます。「将来が不安だな……」と悩んでも暗い気持ちになるばかりですが、今からできる不動産投資が不安を解消してくれるでしょう。