実際に不動産投資を行うにあたり、どのような流れで進めていくのか。
ここでは不動産投資の方法、その流れについて説明します。
不動産投資の流れ
不動産投資を始めるには、一連の流れがあります。
- 1. 投資金額と目標を設定
- 2. 上記1に基づいて物件を探す
- 3. 探した中から購入したい物件を決定し、購入の申込をする
- 4. 売買契約を結んで物件の引渡し
- 5. 物件の管理と運営
まず、大事なのが1の投資金額と目標を設定する事です。
これを設定しなければ、どんな物件を探せば良いか分かりませんし、そもそも利益がでるのかさえ分かりません。
1で決める事は「不動産投資にいくら投資して、いくらのキャッシュフローをいつから得たいのか」ということです。
「総合的なキャッシュフローをいつ得たいのか」を決める事によって、「いくら投資するのか」が決まるため、一番重要な項目と言っても過言ではないでしょう。
不動産投資は家賃収入が基本的に安定し、不動産価格自体も急激な変動をしないだけに、株式投資と違って目標から大凡の逆算ができます。
このように、投資金額と目標を決定したら、物件を探し始めてみましょう。
物件探しから決定・申込まで
物件探しについては、自分で探し回るというのもありですが、情報を持っている不動産業者や不動産投資会社を利用する方法があります。最近はインターネットで調べれば、様々な業者が見つかるでしょう。
依頼する際には「どんな地域で」、「どのくらいの価格帯で」、「どういった物件を探しているのか」を説明できるようにしておきましょう。
そこから物件を提示してもらい、絞り込んでいきますが、絞り込み方は人それぞれです。
例えば土地勘のある地域で絞り込んだり、購入で融資を受ける際に、金融機関が物件に対してどのように評価するのかという観点で絞り込んだり、その融資と自己資金を合わせた予算の範囲で絞り込んだりなどが挙げられます。
購入の申し込みを行う際には、物件の所在地や内容、購入金額、支払方法や時期、契約書に入れる条件などを確認しましょう。 申し込みをしたと言っても、契約を締結したわけではありませんので、他に条件の良いものが見つかった場合には、これらをキャンセルすることは可能です。
初心者におすすめしたい投資方法
前述では、不動産投資の方法について一般論を申し上げました。では具体的にどのような投資方法が良いか、特にこれから不動産投資を始めようという初心者の方は、気になる所だと思います。
結論として、初心者の方には新築の区分マンション投資をおすすめします。
新築のマンションは銀行からの担保評価も高く、融資を受けやすいので自己資金を少なく抑えてスタートする事ができます。評価次第では自己資金0円の100%融資も可能になります。また新築なので建物の寿命が長く、長期的に安定した家賃収入が見込めます。そしてオートロックやテレビモニター付きドアホンなどの最新設備が整っている点。これにより入居希望者を安定的に確保でき、空き室リスクが軽減します。
ここでポイントになるのは、マンションのエリアです。都市部から離れた郊外の新築の区分マンションでは、需要ニーズが限られていることが往々にしてありますので、やはり都心部で駅から近い、交通の便が良い物件が投資対象としてはおすすめです。
まとめ
不動産投資は、計画性が重要な投資です。そのために、自分の求めるものを設定し、それに合う条件のもと、投資資金を投入する必要があります。
そして、物件を購入した後は、物件の管理・運営にシビアに臨み、自分の収益の最大化に努める必要があります。株式投資とは異なり、経営という概念のもと、自分のコントロール下で行うのが不動産投資です。
しかしながら、難しく考える必要はありません。悩んだら、まずはローリスクの新築マンション投資を考えてみるのも良いでしょう。大手の不動産投資会社であれば、上記に記載した駅近の優良物件をいくつも持っていますから、まずは気軽に相談してみるのも良いかもしれません。