新築物件や中古物件、立地や間取りなど、不動産投資に向く物件、向かない物件はどのようなものなのかを説明します。

新築物件と中古物件の大きな違い

不動産投資を行う場合、新築の物件を取得するか、中古物件にするか、多くの人が悩むところですが、おすすめしたいのは新築物件です。
新築物件のメリットは、まず少ない資金で不動産投資が始められるという点。特に新築マンションは銀行からの担保評価も高く、融資を受けやすいので自己資金が少なくてもスタートできます。評価次第では100%の融資も可能になる場合もあり、自己資金0円でも不動産投資を始めることができます。

次に建物自体の寿命が長いという点。新築物件であれば、建物の寿命が中古物件より長いので、その分、長期間の安定した家賃収入が見込めます。従って長期のローン返済計画も立てやすくなります。

最後に最新の設備であるという点。新築マンションの多くはオートロックやカメラモニター付きインターホン、LED照明など、その時のトレンドに沿った設備が常備されています。また耐震構造もしっかりしており安心できます。そのため、マンションの修繕費などメンテナンスにかかる費用も抑えることができます。

上記は中古物件にはない、新築物件ならではのメリットです。

都心の物件と地方都市の物件

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東京23区だけでなく首都圏の都市部や地方の大都市の物件に投資するのか、のどかな地方の物件にするのか、といった事は投資物件を選択する際に誰しもが考察する事になります。
利便性の良い大都市は、地方から移る人が増え続けており、逆に大都市から地方へ出ていく人も少ない傾向にあります。また、集合住宅を検討する割合の高い単身世帯の数も増加し、マンションの需要も高いため、不動産投資に向いていると言えます。

対して、地方の住宅地などの投資物件を購入する場合は、地方が抱えている人口減少の問題に直面する事になります。
地方でも大規模な工場施設や大学のキャンパスなどに近い所の物件は一見安定した需要が見込めますが、将来のキャンパス移転や工場閉鎖など思わぬリスクと隣り合わせである事も考えておきましょう。

新築物件の魅力

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新築の住まいで新生活をスタートする事は、本当に新鮮で気持ちがよいものです。
入居者の物件選びの動向として、都会で駅が近く通勤・通学に便利な場所に住みたい、安全でセキュリティのしっかりした物件に住みたい、清潔でオシャレな物件が良い、といった動向は常に存在します。

新築物件に投資すれば、セキュリティや宅配BOXなど、入居者が好む設備を備え付ける事ができ、外観や内装を少し工夫するだけで、人気物件に仕立てることが可能です。
新しいので、建物の傷みや住宅設備の故障などから発生するメンテナンス等、オーナー負担のコストが当面の間は発生しにくいという利点もあります。

まとめ

不動産投資を行うにあたり、購入する物件は新築にするか中古にするか、都市部の物件にするか、または地方物件を購入するか、様々な選択に直面します。
上記のとおり、新築物件におけるメリットは中古物件には無いものが多く、その結果が不動産投資の成功に起因する事が多くあります。
初心者の方は、まずは新築物件、特に駅近好立地の新築マンション投資から始めてみてはいかがでしょうか。

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